【新唐人2013年12月24日付ニュース】中国政府系メディアの報道によると、河北省保定市の養鶏場で中国初のH5N2 高病原性鳥インフルエンザが確認され、22日、12万羽以上の鶏が殺処分されました。H5N2型鳥インフルエンザのヒトへの感染はまだ分かっていません。
17日、保定市の養鶏場の鶏4000羽が死亡しているのが見つかりましたが、いつから感染し、症状が現れたのかなどについては明らかにしていません。
19日、河北省動物疫病予防抑制センターの検査で鳥インフルエンザの疑いがあることがわかり、21日、国家鳥インフルエンザ参考実験室の検査でH5N2亜型鳥インフルエンザであることが判明しました。
22日になって、当局はやっと養鶏場の鶏12万5700万羽の殺処分を始め、直接接触者11人を隔離しました。また、ヒトへの感染は確認されていないと発表しています。
これは中国で発生した初のH5N2型鳥インフルエンザ感染例で、ワクチンはまだありません。ヒトにうつるのかどうかもまだわかっていません。
最近、広東省ではH7N9型鳥インフルエンザが発生し、わずか5日間で、4人の感染が確認されました。
このほか、江西省南昌市で12月6日、H10N8型鳥インフルエンザに感染した73歳の女性が死亡しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/12/23/atext1029409.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)